ぶんぶん新聞 2025年秋号

北国の暑さにも負けずせっせと働く元気なミツバチたち
暑さでヘトヘトになっている養蜂部を横目にミツバチたちは勢いよく飛び回り一生懸命に蜜を集めてくれました。
養蜂部は採蜜のため、初夏から秋にかけて青森や北海道で過ごします。
これまでは多少暑い日はあっても、西澤養蜂場のある南国宮崎に比べれば過ごしやすかった北国。
しかし、ここ数年は気温が上がり、暑さに悩まされる日も増えるようになりました。そして、とうとう今年はメンバーから白旗が上がり、青森の社宅にエアコンが導入されることに。
疲労回復のスピードが上がり、仕事のスピードも上がったとか!?
みんなが過ごすリビングにも取り付けられて、より快適に過ごせるようになったことは間違いありません。
人間がすっかりバテてしまっていた一方、ミツバチたちは天候に恵まれたおかげでとっても元気でした。
雨が少なかったせいで、青森から北海道へ移動させる際にトラック内の巣箱で蒸されてしまわないか心配していたのですが、運良く雨が降り、被害は最小限に抑えることができました。
咲き誇る花のまわりを勢いよく飛び回り、採蜜量は上々。
もちろん、味も質もバッチリで社長もニッコリです。

四代目社長の背後にそびえるのは、津軽平野に裾野を広げる岩木山。
季節は春でしたが山頂にはまだ雪が残っており、豊かな表情を見せてくれました。
標高は1, 625mで、その美しい姿から「津軽富士」とも呼ばれています。周囲にはりんご畑も多くあるんですよ!
さて、これからやってくる秋冬シーズン。
マンゴー農家やイチゴ農家に花粉交配のためにミツバチを貸し出したり、巣箱や道具の手入れをしたりと養蜂部に休む暇はありませんが、ひとまずは新蜜をみなさまにお届けできる喜びでいっぱいです。
この時期だけのフレッシュな味わいと香りをどうぞお楽しみください。
※こちらの記事は弊社で発行している「ぶんぶん新聞」の一部を抜粋し掲載しております。